HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

2010-01-01から1年間の記事一覧

エコとエゴ2

エコな休日をイメージしてみる。 まず、交通機関は使わない。二酸化炭素削減。 出掛けると金を使ってしまう→働かないとならなくなる→ので基本家で過ごす。 電気代節約のため、テレビを見ない。音楽も聞かない。本をひたすら読む。 メシは、畑で作った野菜を…

エコとエゴ

今日明日と寒いよ、暖かくして行きなさい。 世話焼き好きなばあちゃんが言いそうなことだ。 「クジラは人間の次にアタマがいい動物なので、殺して食べるなんてもってのほかです」 『だったらアンタは虫でも食ってろ』 「うちのワンちゃんが寒そうだから、服…

ポマードとクラシックCDが同梱されている鞄

目の前にピザ生地がある。 塊の上から力を込めて、平たく潰す。 棒を使って延ばす。 一心不乱に、ただただ延ばしていく。 もはや、それはクレープだろ、と言いたくなるくらいまで、ひたすら延ばす。 薄くなりすぎた箇所から、亀裂が入って穴が空く。 煙草を…

秋探し「眼福」編その2

夕方、45号の帰宅ラッシュに巻き込まれつつも松島まで。去年は11月の終わり頃に行ったから、葉が落ちていたけど今年は早めに来れてよかった。 やはり鏡面の場所は良い。 携帯機種変してて良かった。風も強くなく、ヒートテック着用のおかげで上着前開きでも…

秋探し「眼福」編その1

蕎麦と同じ日。 瑞鳳の近くにて。 秋保大滝にて。滝壺までの山道は工事中のため通行止め。残念。 帰り道。いちいち車を停めながら。 紅葉って、葉っぱが紅いって書くよね。 黄色いのもキレイなのに、なんで?って聞かれたら、何て答えよう。 緑の補色の話で…

秋探し「食」編

「おかいんなさい」 民家の引き戸を開けると、店主が出迎える。「さぁさ、特等席へ」 と言って居間と客間をつなげた和室の席へ。もちろん、他の客が来たら、「特等席へ」と言って他の席へつかせている。紅白の辛味大根おろしが付く『おろしそば』。山形風田…

愚か者と神の声4

「なんでこんなに毎日眠いんだろ」 『眠いのなら寝るがよい。』 「何?声?誰?」 『ときおり下界を訪れてみれば、汝のような輩がいつの時代もおるな』 「神様!? 何時間寝ても、いっこうに眠気がとれないのです。 何か良い策をお教えくださいませ」 『ふむ。…

耳をすませば

〜昨日、誕生日だったな。 祝わなくなってどれくらい経つだろう。 お互い30歳、もう祝われても嬉しくない、なんて言うかもしれない。 それでも年をとった祝いではなく、産まれた日に感謝する意味合いではいくつになっても「おめでとう」と言いたい。 三十年…

四捨五入

アラサー、アラフォーなどという言葉が使われまくっている今、 「四捨五入」という概念は無くなってきている。そこには明確な線引きがされていたが、 現在は境界線は薄ぼんやりとしている。例えば、34、35、36はアラサー、アラフォーのどちらにも属さ…

自己問答

まだ受け止めきれていないのか、 納得して感情がただ穏やかなのか、 自分でも自分が不安定なのは分かっている。 他の事がおろそかにならないようには心がけているけど。 やはり、デカかった、というのは否めないだろう。 でも不思議とドン底にいないような気…

さようなら、ありがとう

「ずいぶんと世話になっちまったな」 『少しでもお役に立てれてたならうれしいわ』 「支えてくれてありがとう。精神的にもだいぶ助けられたよ」 『貴方にピッタリなのはワタシくらいだもの』 「離れるのはやっぱ辛いな」 『ダメよ、そんなこと言ってちゃ。』…

福、酔、凡に帰らず

『反省は大いに必要だが、後悔はするな。後悔は前へ進めん』 のようなことをROOKIESの中で川藤は言っていた。 名言!と思い、事ある毎に実践しようとしてはいる。 ちょっと振り返って、何が悪かったか、何を間違ったかを検証する。 色々な事を反芻し、再びア…

ノーベンバー・ロマンス

むかしむかし、とある所に一組のカップルがいた。 と書き出すと、昔話と勘違いされる恐れがあるな。 果たして、"カップル"という単語もどうなのか。 ある所に、付き合っている男女がいた。 他がどのくらいで付き合っては別れているかは知らないが、まあまあ…

空席

「空席には誰が、やってくるんだろう」って、マーシーの歌にあったな。マーシーとは、無論、田代さんではない。ところで、空席があります。地下鉄とかバスとか。今日オレの、すぐ隣も、空席だった。長町、長町一丁目、河原町、愛宕橋、五橋、仙台、広瀬通、…

離れられないよ

やっぱり、離れられない。 本能がそう言っている。 その暖かさも、その温もりも。 何故か心から安堵してしまうんだ。 そうして微睡みに堕ちて行く至福の時間。 いずれ離れなきゃいけない事は分かってはいたが。 毛布。

秋晴物語 三

天気もよく、降り注ぐ陽射しが気持ちよくて、僕は散歩をしていた。 春みたいだな〜なんて考えていると、「小春日和って、春に使う言葉じゃないんだぜ」って教えてくれた友人を思い出した。 普段は通らないような道を選んで歩いてみる。時間を気にせず、途中…

秋晴物語 二

『あら』 「あらら」 ドライバーは、昔付き合っていた女の子だった。アドレナリンが引いていくのがわかる。 『何してんの?』 「あぁ、通勤中だよ。そしたら前の車が急に停まってぶつかったトコ。」 『ごめんね、あら?何その足?』 彼女は僕の足元を見て(慣…

秋晴物語

昨夜、流れ星を諦めて毛布に包まり、朝方まで本を読んでいた。 案の定、なかなか起き上がれず、気づけば午前も終わりそうな時間。 昼飯にと味噌ラーメンを作って振る舞い(二ヶ所失敗したが)、刻々と時間がなくなっていたことにようやく僕は気が付いた。 手早…

秋眠も暁を覚えず

地鳴りのような破壊音 眠るために飲んだ酒の残影 気温の低そうなカーテン越しの弱い光 毎朝布団に潜り込んでくる温もり 続きの気になるいろんなストーリーの反芻 アラームが鳴っては止め、 アラームが鳴っては止め、 二度寝、三度寝を繰り返す 再びアラーム…

いつだってそんなもんさ

例えば、 「放射冷却がすすむから今夜は曇っていてくれ」 と夏の終わりに思っていても、 今夜だけは例外にしてくれ、とか。 例えば、 「若いころは分かんなかったけど、親孝行したい」 って思っていても、 もういなくなってしまってるとか、 例えば、 「嫌い…

ABCのお話

あるところに、A君とB君とC君がいました。 彼らは小学校からの親しい友人同士でした。 A君は赤間君、B君は馬場君、C君は椎名君というのが本名です。 実名を出しておいて、何故彼らをイニシャルで呼ぶかというと、それが彼ら同士のあだ名だからです。 …

10月13日の日記

隣の家の解体工事の機械音と、階下から聞こえてくる怒声で目が覚めた。 まだ起きるには早いような気もするし、晩酌の残りか頭痛もあったので二度寝を試みる。 枕元の携帯からバイブ音で意識が戻る。 アラームは音が鳴るようにしてあるし、目覚ましかけずに寝…

辞書

■辞書(じしょ) ?単語の意味を調べるときに使う本。 ?編集者の偏見により、それぞれに違う意味が掲載される場合もある。 ■恋 ?人間の感情の一つ。 ?ある一定の期間や行動をさして使われる事もある。 ■愛 ?人間の感情の一つ。 ?ある一定の期間や行動をさして使…

’10.10.10

記憶が正しければ 何十年間かの統計を取って、晴れる確率が高い秋のとある一日を選び、東京オリンピックはその日に開催された。 その後10月10日はそれを記念して「体育の日」と祝日に制定。 しかし、今や3連休を取りたいがために「体育の日」は10月10日では…

HOT MAN

「オマエは『熱』い男だよ!」 「先輩のそういうトコ、『暑』苦しいッス」 「面の皮の『厚』いヤツだ。」 今日は風も穏やかで、暑いくらいだ。ちょっと歩くと汗ばむ。 しかし決定的に夏とは違うと思わせるのは、空の透明度が高いからだろう。

I need you

果てた身体をベッドに横たえ 乱れた呼吸を整えなから 「今日もすごい締めつけ具合だったぜ、 腰が痛ぇよ」 と、灯りを消す。 ちょっとでも卑猥な想像をした? オレはコルセットを外しただけだよ。

ポジ&ネガ

事件の日より2ヶ月、再び診察を受ける。 総滞在時間=1時間50分 診察時間=5分 ネガティブ板橋の想像 先生「退院してからいったい何やってたんですか!? 骨がまたズレ始めてます。 今日からまた入院してもらいますよ、絶対安静が必要です!!」 ポジティブ板橋の…

Point of Life

行きつく先は、宗教の勧誘か、またはただの卒論のための調査か。 『突然すみません。 あなたのこれまでの人生に、点数をつけるとしたら、何点ですかー? 100点満点でお願いします。』 模範回答A 「100点満点です。今日までの自分を誉めてあげたいくらいです…

続・天使の日

天国に連れて行かれるくらいなら、天使の迎えなどいらない。 地獄がどれだけ辛いのか、全く未知であるのと同じように、天国で生きることが本当に幸せなのかもわからない。 幸せに慣れるとは退屈の始まりかもしれないじゃないか。 僕はまだこの世界を離れたく…

天使の日

夕方のバスは、僕以外に乗客はいなかった。 バス停に着いてはドアの開閉を繰り返し、誰も乗らずに淡々と目的地までゆっくりと走っている。 録音された女性のアナウンスの合間に、運転手の声が聞こえてきた。 聞き流していたが、どうやら僕に向けて話している…