HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

レイン、レイン、レイン

あなたと出会ったあの日の空には、春の雨が降っていた。

あなたに抱かれた夜に聞いたのは、夏の終わりの雨だった。

あなたと離れ離れになった日は、みぞれ混じりの雨でした。

雨は全てを洗い流してくれるなんて言うけれど、私にとっては全くそんなことなくて

傘をさして歩くあなたの背中を思い出す。

ホントは相合傘ってやつをしてみたかった、けれど言えずじまいな日も、涙混じりな雪の日も、もうすぐ降り出しそうな曇り空とか、なんなら雨あがりの晴れた空にかかる虹だって、今は全天候がわたしの敵