HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

2014-01-01から1年間の記事一覧

さよなら2014

来年の公私ともに予定されていることにワクワクしながらも、なぜか沸き上がる寂しさは年末ならではなのだろうか。 残り数分。今年もお世話になりました。来年もまた、ダラダラと更新していくことになるでしょなるでしょうけども、宜しくご愛顧ください。

キリストは大工、年末は第九

我が国の天皇陛下の御誕生日だから休日なのであって、クリスマスイブイブだから休みなのではない。そもそも、"イブイブ"って。クリスマスイブに「メリークリスマス」と言うのは、大晦日に「ハッピーニューイヤー」と言うのと同じような違和感があるべきでは…

郵便局員の彼と服屋の私

付き合って数年が経つ。だからお互いの生活のサイクルもだいぶわかっている。年末が近づき、彼は年賀状販売のノルマをこなすのに大忙し。私はクリスマス商戦の真っ最中。もう少しすると、今までジョギング気味だったティーチャーも猛ダッシュするほどの忙し…

億万長者への切符

「寄生獣」という最近アニメ化、実写映画化されて注目を再び集めているマンガがある。当然ながら我が家の書架にその全10巻は並んでいる。その中で出てくるセリフに『心に余裕(ヒマ)のある生物!なんとすばらしい!』というのがあって、これが一番のお気に入…

カフェイン・イン・ザ・カフェ

まさに「しんしんと」雪が降るある日のこと。世界は白と灰色と数種類の褐色に支配されていた。私は一時間に一本しかやって来ないバスの発車に合わせて早めに家を出た。バスに揺られていると、予定していた仕事がキャンセルになったとの連絡が入る。バスは大…

便・意・キング

たまには下ネタも雑記のテーマに混ぜてみようと思う。ただ下ネタとは言っても、生殖器や性行為や女性の艶めかしい身体についてではない。もうちょっとターゲットの年齢を若めにした、いわゆる小学生大好き排泄物ネタである。 まず、小学生以下の児童や幼児は…

コール・ユア・ネーム

某ドラマで、帰蝶(織田信長の嫁)が信長のことを「うつけ」と呼んでいる。 当初は文字通りの意味合いで呼び始めたのだろうが、回を重ねるごとにその呼称にすら夫婦愛が感じられる。 自然と名前で呼び合っていた仲でも、ふとしたタイミングでお互いの呼ばなく…

君は僕の太陽

「君は僕の太陽、この季節に特に貴重な」兼ねてから好意を寄せていた女性と二人きりで居酒屋にいた。お互い旧知の中ではあるが、こうして会うのは初めてだった。程よく酒がすすみ、僕は先述の古典的で本当に誰かが言ったのか分からないセリフを引用し、何と…

ラブ・イズ・ワンダー

"恋に障害は付き物"なんて言葉がある。距離、家柄、性格、立場、未婚、既婚、容姿、挙げればキリがない。そもそも自分以外の誰かを好きになってしまうメカニズムは教えられて得るものじゃない。例えばこの季節なら、落ち葉を踏みしめてカサカサと鳴る足音を…

とある迷宮にて

「Wanna girl」『Don't cry?』「Knee,sea,low,yeah,toe」『Do through?』「Then thin through no me」

とある職場にて

「Byte?Part?」『Shine death』

秋の薫りと冬の匂い

知らない道を歩く。 学生のころは家と学校、そして今は家と通勤先の道の往復ばかりだった。同じ景色が後ろへ流れ、信号機の赤が青に替わるタイミングまで覚えてしまうくらいに。 自分で選んで知らない道を歩く。 とある昼下がり、散歩の提案をする。市街地か…

ハロー、ウィンター

ハロウィンのお祭り感がここ数年で激増している我が日本。案の定、クリスマスやバレンタイン、恵方巻などと同じくただひたすら騒いで終わる。もともと何の祭典かといえば、ケルト人(現アイルランド)の死者の霊が返ってくる日、つまり日本でいうところのお盆…

総帥So Sweet

僕は目を覚まし、ベッドに呆けた顔で座っていた。サイドテーブルにある電気ケトルで湯を沸かし、インスタントのコーヒーでも淹れようかと思ったが、ふとカップの横に緑茶のティーバックが立て掛けられていた。日本人の朝は緑茶だろ、と一瞬考える。しかし、…

左の胸にヒヤリと刺さる

夜中に雨が降り、放射冷却が弱まったせいか、朝の外の空気は思いのほか冷たくなかった。空気の透明度はやや低く、かと言ってドンヨリとしたものでもない。薄手のブランケットに包まれているような柔らかな温かさと感触が、風が吹いた時に感じられた。いった…

皆既月食とキンモクセイ

〜昼〜女は庭に植えてあるキンモクセイに水をやる。ここ最近は晴れてばかりだったし。ついでに香りを楽しむ。背丈ほどの高さしかなく、一番町四丁目商店街に14本あるような大きさまで育つのはまだまだ先か。 〜日没〜女はブランケットを膝掛けがわりに、片手…

ラブミーテンダー

存在価値、 存在事由。 潮の満ち引き、 月の満ち欠け。 止まない雨はない、 明けない夜はない。 多分そうだ、 気分しだい。 眠って朝起きたら、すべて、ラブミーテンダー、プリーズ。 眠れず朝を迎えてしまったら、どうなってんだー?オレは。

ジャーマンスープレックス

鼻孔をくすぐるいい匂いと、包丁がまな板にあたる心地よい音と、レースのカーテンが反射させる柔らかい陽ざし。わたしの今朝の目覚めは天国だった。 彼がキッチンに立ち、ザクッ、ザクッ、ザクッ、とレタスを刻んでいる。コンロの上の片手鍋から湯気がのぼっ…

オータムーン

中秋の名月がかかるころ、陰に隠れながらその姿を現し始める。 オリオン座が東の夜空に見えたなら、夏の終わりを呑み込み、冬の始まりを覚悟しなければならない。

夏の終わりとティーンエイジ・ラブ

その年の夏の終わりは突然だった。猛暑日と真夏日が連続していた8月の下旬、雨降りの日が2日ほど続いた。雨があがると、湿度は雨で清算されたように蒸し暑さは消え、文字通り空気が変わった。昼間はまだ蝉の鳴き声がするが、夜は蛙の代わりに秋の虫たちが鳴…

妄想ライダー

仮面ライダーシリーズ。ここ一、二年は子供の成長(番組離れ)もあり見なくなっていたのだが、次期シリーズのライダーがついにバイクに乗らず、車に乗る!という話題がでてきた。これでは"仮面ライダー"ではなく"仮面ドライバー"ではないか、との指摘すらあっ…

夏の終わり

自分だけを取り残して、周りの時間が加速していく。 正確には、自分の時間の意識が前進を止め、周りはいつものように進んでいく。 砂浜、波打ち際にはだしで立つ。 波が僕の足を包み、そして引いていく。 波とともに砂も引いていく。足が少しだけ砂に埋まる…

No Output

インプットが足りていない。 「いらっしゃいませ〜! 飲み放題にする? 単品にする? それとも、ア・タ・シ?」 という何屋なんだよここはというツッコミしかできないセリフくらいしかアウトプットできない。

輝かしきティーンエイジとアラウンドサーティー

「ティーンエイジ」…数字を英語に訳した際に語尾にteenがつく年齢。13才〜19才までのこと。また、13〜15までをローティーン、16〜19までをハイティーンと区別することもある。 「アラウンドサーティー」…四捨五入したときに30歳になる年齢を指すように使われ…

まもなく十年目を迎えるHAPPY! I scream

学校のテストで良い点を取る。 マラソン大会で上位入賞する。 ゲームで高スコアを叩き出す。誉められる、讃えられる、羨ましがられる。良い数字を取ればそれが良し、という育ち方をしてきた。周りの数字と比べられ、優越感と劣等感のどちらかを得る。人に羨…

甘党と辛党に対する勝手なイマジネーション

甘党 「昨日○○達と行ったとこの洋風胡麻団子、超美味しかったよ〜」 『えー!?今度行ってみた~い。トロけた〜い。』 「その後ご飯いこうー。」 『デザートはタルト?ショコラ?どっちにする??』 「できればどっちも〜〜」 『想像しただけで涎垂れてくるー…

サブウェイ・サンドイッチ

連日の雨のため、通勤にはバスと地下鉄を使っている。今日も一仕事終え、どうせ運転しないのだからと一杯ひっかけての帰宅途中だ。 この時間の車内は混んでいない。傘を立て掛けやすい端の席に座り、文庫本を開く。しかし二、三行読んだところで思いのほか酔…

今年も安定の雨

この日に天の川を見たなんて記憶はほぼない。 しかし、理由は推して知るべし。 http://d.hatena.ne.jp/KEIism/20090707

ユニーク温泉旅行

湯に行く。

Birth、BURST

男にとってそれは、快感を伴って排出され、ティッシュで拭きとりゴミ箱へ捨てるだけのもの。 女にとってそれは、痛みを伴って排出され、ナプキンで吸いとり汚物入れへ捨てるだけのもの。 長い間、ただ捨てられていたものが、とあるタイミングで出会う。 そう…