HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

吸血鬼との対話・後編

『は?アンタ、何者だ?』「わたしがヴァンパイアだ。」『何をバカな。大体にして、アンタの方から”ヴァンパイアにインタビューをお願いしたい”って連絡よこしたんじゃないか。』「”私が、君に”インタビューするんじゃない。”君が、私に”インタビューする予…

吸血鬼との対話・前編

「どうも、今日はよろしくお願いします。」『よろしく』「いかがですか、この度ヴァンパイアになられて」『特に、なにがきっかけってワケでもなかったからな〜 今まだ実感ないね』「ある日、急にってことですか?」『朝起きて鏡を見たらビックリしたね。もと…

雨のベールで覆われる秘密の至福

小雨の中を僕は歩いている。 将来の夢は売れない画家。 なぜ「売れない」画家なんだって? ゴッホが好きなんだ。 彼の存命中には誰も彼の絵に見向きもしなかったという。 それでも、彼は死ぬまで絵を画いていた。 ここに、「幸せとはなんだろう」という問い…

よく晴れた4月の風が強い昼下がり

僕は北へ向かうバスへ乗った。 川を渡る橋にさしかかり、川面で魚が飛び跳ねたように見えた。 川沿いに一本だけ堂々とした木があって、そのすぐ近くに小さい灰色の鳥居が隠れるようにあった。 多分、水神が崇められているんだろうな。 そのご神木であろう堂…

午前3時の街角で

あれほど、飲みたがっていた焼酎が、こんなにもオレを裏切るなんて。 携帯のアラームが鳴らない。それもそう、帰りのタクシーに置いてきたみたい。日記、書いたの憶えてません。どのタイミングで店を出たのかも憶えてません。煙草も、ライターも手元にありま…

桜雪ひらひらと舞うこんな夜は

あれは、かれこれ22年前の4月8日。 仙台は雪が降っていた。今年ほどではないが、4月に降る雪もあったなと、思い出す。 さて、今日から9連勤。天候に左右されるのではなく、天候を操ってやるくらいの勢いで生きよう。 買い物に行きたい 欲しいものは自分でで…

零→30までの道程

日付変わるジャストにメールくれてありがとう、愛してます。電話、メール、メッセージ等々とてもありがとう、みんな大切です。照れ隠しなのか、わざわざ日記に書いてくれてありがとう、これからも宜しく。「高校アフロ田中」全10巻もらいました、ありがとう…

一段飛ばしで人生は駆け上れない

最初に発する一言を頭の中で何度も練習し、恐る恐る電話のプッシュボタンを押す。かけなれた番号だ。 トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・トゥルルル・・・ コール音の長さの分だけ、悩み始める。 コール音の長さの分だけ、不安になる。 ガチ…

二番線自由席へ乗り込め

滞在時間8時間、打ち合わせに6時間。 とんぼ返りの東京、またゆっくり天気のいい日に。 仙台じゃまだ咲いていない桜がもうすでに葉桜。 桜前線をまた追い越し、またちょっと待とう。 つい数日前までは雪が降っていたなぁ。 もう桜の季節か。

参加型レース

参加型レース、傘下へのニュース、酸化したジュース、惨禍でのニーズ、産科医とナース、讃歌するピース 知らず溜まっていた疲れに、 込み上げるノスタルジー、 流れた時間と創り上げる時世、 底なしの欲。 全てが混然となって、美味い酒がグイグイとすすみ、…

四季の折々に、人は構想する

昨日テレビでやってたんだけど、傾奇者(漢字合ってる?)の生き様って、パンクとかロックンロールに通じてるな。いつだってその精神が時代の一端を担い、やがて世界を救うんだ!邪魔してくれるな、御上やヘタな良識人達よ。 過去を懐かしむのではなく、新しい…

五臓六腑に沁み入るのは

やはり、酒だ。 というワケだかなんだか、昨日に引き続き「五臓」と「六腑」について調べてみる。「五臓」 肝臓 心臓 肺臓 脾臓(膵臓と合わせて考えられている/脾臓=赤血球の造成・破壊/膵臓=消化酵素を含む液の分泌) 腎臓「六腑」 大腸 小腸 胃 胆嚢 膀胱 …

六感の働きと杞憂

調べてみた 「八方」・・・東・西・南・北・北東・北西・南東・南西 よくよく考えれば分かるな。「八面六臂」・・・八面→顔が8つ、六臂→腕が6本。臂の漢字を知っていれば調べなくて済んだか。どちらも自分の無知さを思い知らされる結果となった。 精神的にどう力に…

七転八倒、よりは七転び八起き

「着信アリ」よりも、「着信なし」の方が社会に生きる一個の人間としては怖い。 気の強いのが好きだ。 オドオドしてるのは嫌い。 単純に、自分の中で「こうありたい」、「こうはなりたくない」を眼前に晒されているかのようだからかもしれない。 『表でろや…

八方塞がりで春の海

「八方塞がり」の八方向 「八面六臂」の八面、六臂のそれぞれを調べなければ、と思ったまま忘れてた。 天気がよかったので、思いたつまま海へ向かい、大声を出す。 ビールが飲めればモアベター 声はすぐに、波のうねりに掻き消された。 菅原文太×長渕剛とく…

九年前の記憶

あの頃が、一番何かしら費やしていた。 多くの時間を共に過ごした。 緑のテープ もう聞こえないメンバーコール なんとか涙腺の崩壊は免れたが、きっかけはふいにやってくるだろう。 「涙をこぼした あの日の青春も 笑った、恋をした 馬鹿だった、あの日々も …

十戒と散歩日和

ようやく、春が重い腰をあげて歩み寄ってきた。ただ、直面する問題が上着。日中の恐らく最高気温時くらいに出勤し帰り際には冬のような気温にまでまた戻っているので、冬物のコートがまだ手放せない。 が、この格好では昼間は寒がりな人に見られる難有り。 …

残り香

何年か前の話。 年上の彼女と付き合っていた。 中学生の頃は、マンガに出てくる主人公とかスゲー年上に感じたし、 高校生の頃は、大学生活がものすごく自由を謳歌しているようだった。 大学に入れば入ったで、社会人として働くことが大人に思えた。 彼女と付…