参加型レース、傘下へのニュース、酸化したジュース、惨禍でのニーズ、産科医とナース、讃歌するピース
知らず溜まっていた疲れに、
込み上げるノスタルジー、
流れた時間と創り上げる時世、
底なしの欲。
全てが混然となって、美味い酒がグイグイとすすみ、頭の中がグルグルとまわり、ついでに目の前もグルグルとまわり、赤色灯もクルクルとまわり、うどんをズルズルとすすり、千鳥足フラフラで、やがてスヤスヤとは程遠い睡眠へといざなわれた。
気持ちや気分によって、時間の流れが速かったり遅かったり感じるのは、脳内を伝達している電気信号の量とスピードに関係があるのかもな、なんて考えてたら眠くなってきた。
となると、「温泉でゆっくりする」ことが楽しすぎて「時間の流れが速く感じ」たら、それはゆっくりしたのかしてないのか。いやいや、楽しかったならそれが一番じゃないか。
何人かがアタマのなかで勝手に会話を始めている。
MOTHER、MをとったらOTHER、他人です。
のMはなんだろう。Milk?
OUR、Yを足したらYOUR、貴方のものです。
のYはなんだろう。
英和辞書でピッタリはまる語句をさがしてもいいんだが、眠さが加速してしまうだろう。
明日の14:00に渋谷ハチ公前、デートの待ち合わせみたいだな。