2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「新しく会社を始めようと思うんだ」 彼との会話はいつも唐突に始まる。つい何週間か前にも二人で飲んだはずなのに、その時はこんな話はおくびにも出さなかった。 今日はいつも彼と来る居酒屋ではなく、ちょっと大衆酒場っぽいところだ。歓送迎会がラッシュ…
修了式の日。仕事でいつもよりは早めに起床したものの、もう誰もいない。 帰宅して、晩酌しながら机に置いてある息子の通信簿を見る。 授業参観での様子からは全く想像がつかないけど、担任のメッセージから察するに、クラスのムードメーカーというポジショ…
天国への階段を昇るまで君といよう 老いぼれでしわくちゃの唇、重ねよう/THE YOUTH なんつぅーラブソングを歌いやがるのか、しかも十代の頃に。
眠りに就く前に、その日一日にあった"良い"場面を三つ以上思い出すこと。三つ以上であればいくつでもいいし、もし三つに届かないようなら、どんな些細なこじつけでも構わない。 目を閉じて、"良かったこと"の場面をなるべく鮮明に瞼の裏に描く。 これを日課…
大抵のことを、知らんぷりして生きている。 入ってくる情報は断片的にかつ断続的に、とても多い。 でも、その内の大半のことには知らんぷりをしている。 あまりいい事じゃないかもしれないけど、そうでもしなきゃキャパシティをオーバーしてしまう。 この場…
ものすごく身近なところで、消えゆく命と新たに生まれ出ずる命とが存在しようとしている。まだ消えちゃいないし、消えてもらっては非常に困る。まだ生まれちゃいないが、こちらに影響は多々あり、喜ばしきことだ。 自分自身の内の細胞達でさえ、瞬間瞬間に入…
最近は寒くて、仕事帰りにスーパーマーケットに寄る事さえ避け続けていた。 が、昨夜どうしてもナマものが食べたくなり帰り道にまだ開いている某スーパーへ寄り、刺身を買った。 帰り道、色々な事を思う。 まず、漁に出てくれた漁業を営む人に感謝。船の製造…
「今日こそは休肝日にするつもりだったんですけどね」 前日までの酒による失態を、昼食はサラダとスープのみにし、晩飯は茶碗二杯の白飯とおかずをしっかりと取り、いつもの時間に食欲がわかないよう調整することで挽回しようとしていた。はずなんですがねぇ…
例えば、1988年の4月上旬に、雪が降ったことは覚えている。正確には、数日前に降って積もった雪が、一つ年下の弟の入学式の日にまだ残っていた記憶。午後に入学式を控え、昼前に少しずつ陽射しに溶けていく雪を覚えている。しかし、その年の冬が寒かったかど…
体内の老廃物を排出するべく、水を多めに飲んでいる。 左大胸筋が傷ついているのか痛む。 背中にツッパリを感じる。 右肘も打撲した時のような痛みがある。 たんぱく質が必要だ。そう思いスタミナ丼なるものを食べた。 頭の奥の方も鈍く重い感じがする。 と…
オオスズメバチは数匹でミツバチの巣を全滅させられる、とか。ミツバチは何匹も集まって「蜂球」というワザでもってスズメバチを熱死させる、とか。キラービーという外国のハチを退治する為にオオスズメバチの輸入を検討したが、あまりの生命力と繁殖力ゆえ…