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妄想雑記

歩き出しは右足から

横断歩道の信号待ち。行き交う車たちの速度が弛み、停まり、こちらの対面の信号機が青に変わる。左右の手のどちらに荷物を持っているかは全く関係なく、僕は右足を前へ振り出した。

これまで何の意識もなくしてきた行動の一つに、ある日突然気づき、以後妙に気になる現象はよくある。ためしにわざと左足から歩き出したことがあるけど、しっくりこなかった。

利き足に関係しているのか、さらにそこから身体の左右のバランスに影響がでているのか。

ちなみに、風呂上がりにパンツやズボンを履くときは左足からだ。これもまた逆からやってみたことがあるが、転びそうになった。

類似の行動に靴下を履く、というものがあるが、不思議なことにこれは左右のどちらからでも違和感はない。おそらくこれは「自分の健康状態を推し量るうえで、たったまま靴下を履くことができるか否か」を前提にしているので、意識がそこに集中し、左右のバランスはさほど気にならなくなっているのではないかと予測する。

 

ところで話は少しそれて、靴下について。

昔からあるハイソックスくらいの丈じゃないと僕は嫌なのだ。いつのころからか全く忘れているが、スニーカーソックスが流行りだし、いまや主流になった。夏場にハーフパンツ、足元はスニーカーソックスが定番になってからは、靴下の形態を変えたくないので長ズボンを履いている。

どうしても、くるぶしを覆っていないと、隙間風的な空気の動きを感じてしまって嫌なのだ。

もしかすると遠い祖先にギリシャ神話のアキレスが関わっているのかもしれない。