HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

夏の終わり

自分だけを取り残して、周りの時間が加速していく。


正確には、自分の時間の意識が前進を止め、周りはいつものように進んでいく。


砂浜、波打ち際にはだしで立つ。


波が僕の足を包み、そして引いていく。


波とともに砂も引いていく。足が少しだけ砂に埋まる。


まるで立っていた場所から後ろに動かされているような、あの感覚。


僕が夏の終わりに思うのはそんな一抹の寂しさ。