〜昨日、誕生日だったな。
祝わなくなってどれくらい経つだろう。
お互い30歳、もう祝われても嬉しくない、なんて言うかもしれない。
それでも年をとった祝いではなく、産まれた日に感謝する意味合いではいくつになっても「おめでとう」と言いたい。
三十年前の昨日、君が産まれていなければ、もちろん会うことももなかったし、今の僕も存在しないかもしれない。
比較的新しかった川を渡る橋を、君を後ろに乗せて走った。
夜の公園でベンチに座って話をした。
進みすぎた時間の中で、たまに君を探してしまう自分に気付く。〜
タイトルは親友の歌より拝借。