「空席には誰が、やってくるんだろう」って、マーシーの歌にあったな。
マーシーとは、無論、田代さんではない。
ところで、空席があります。地下鉄とかバスとか。
今日オレの、すぐ隣も、空席だった。
長町、長町一丁目、河原町、愛宕橋、五橋、仙台、広瀬通、と何回か乗客の乗り降りがあるけど、
オレの隣の空席はいっこうに誰も座ってくる気配が無い。
きっちり、一人分のゆったりしたスペースはあるはずなんだけど。
前を通り過ぎては、あっちへ行ったり。ドアの前で何駅も立っていたり。
座れよ、空いてんだから。
座っても、イヤな顔なんかしないし、
あなたの生活は何ら変化もなく進んでいくだけだ。
ビっと、姿勢を正して座っている。
「空席には誰がやってくるんだろう」、頭の中でマーシーが唄う。
広瀬通で降りると、空席は2つ並んでいる。
誰が座るかは、もうどうでもいい。
今度、隣が空席だったら、是非。
特にカワイイ女の子。