地鳴りのような破壊音
眠るために飲んだ酒の残影
気温の低そうなカーテン越しの弱い光
毎朝布団に潜り込んでくる温もり
続きの気になるいろんなストーリーの反芻
アラームが鳴っては止め、
アラームが鳴っては止め、
二度寝、三度寝を繰り返す
再びアラームが鳴るまで、もう一度毛布を頭から覆いかぶって目を閉じる。
ようやく起き上げた体はのろく、重い。
外は曇天、吐き出す煙と同じ色味。
そよぐ風はどこからきたのか、温もりからかけはなれている。
毎年この季節に思うこと。
こんな調子で今年は冬を越せるのだろうか?
まあ、越せてるからこんな事書いてるわけだが。
夜空が冷えて澄んでいる。
月がきれいで眠れそうにない。
が、星を見るにはこの街は明るすぎる。
さて。