HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

何かが足りないんだ

床屋とか、はたまた自宅で爪を切っているときに思ったこと。
ゴミ箱の中に捨てられていくが、さっきまでこいつらも「板橋圭」と呼ばれていたんだなと。
そう考えると、「オレの」爪、「オレの」髪、、「オレの」目、「オレの」服、「オレの」腕、「オレの」唇、「オレの」考え、「オレの」...と限りなく続いていく。〜の、という事は"所有者"はその"モノ"とは別なわけで、「板橋圭(オレ)」という所有者の"所有物"がある。でも体の一部や思考までもが"所有物"なんだとしたら、"所有者"である「オレ」とは一体なんなんだろう?たとえば体を個体名称のある部位ごとにバラバラにしていって、最後に所有者である「オレ」は残っているのだろうか。服装や思考などはそのとき毎に違うし、体の部位だって成長したり衰えたり、"同じもの"である時は二度は無い。
その、日々変わっていく所有物で構成されている「オレ」とは一体何を指して呼ばれているのだろうか。