HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

豪華悪夢2本だて

まぁ1本目はよくある「追われモノ」的な夢
学校だか、市民センターだかにいた、中学の同級生を中心とした6〜7人。懐かしい顔ぶれに同窓会的な感情を覚える。

が、突如会場はゾンビ化していく。触れただけで感染するゾンビウィルス、次々と増えていく老若男女のゾンビを高速ダッシュで避けつつ、小学校ばりの緑のリノリウムの床、階段を駆け回り、目指すのは誰も使ってないようなミーティングルーム。
そこにある日誌だか本だかに、解決の糸口があるらしい。(夢の中なので情報源はハッキリしない)

部外者なので恐る恐るミーティングルームへ近づく僕等。すぐ近くの受付事務所には、まだ未感染の職員がいる。断りをいれて中へ入る。
何故かコーヒーが出される。9杯で450円。「1杯50円か。安いっちゃー安いけど、金はとるんだな」と思っていた矢先、自分の分だけ足りない。もう1杯追加すると、また450円とられた。



ここで視点は切り替わり、ボス的存在ゾンビが登場。外見はさほどクズれてはいないが、明らかにゾンビとわかる風貌。しかも元々は中年女性職員だったようだ。
パワー、スピード、執拗な執念、形相、他のヤツらとは段違い。そして、主人公である僕等を探している。
感染するのもそうだが、姿を視認することすら恐怖。視界に入った時点で彼女に捕まるモノと思う。出会ったが最期、その先は恐らく死だ。

ミーティングルームの外で、悲鳴が聞こえる。危険が近づいているのがわかるが、まだ解決の糸口はない。
最終案として、仲間のうち2人が囮として校舎外へいくことに決めた。上手くいけば、出し抜けるかもしれない。

往々にして、この場合2人のうち片方は自分になる。
そっとミーティングルームの扉を開け、静寂の中に身を放り出す。確かここは5階。もちろん途中には感染者がいる。そしてどこかにはアイツも。

5階の廊下には誰の気配も無い。静かに、素早く、階段まで駆ける。踊り場も安全なようだ。どうやらゾンビどもは階下へ、校舎の外を目指しているらしい。なんてこった、目指す場所が同じだ。
ええい!と階段を2段3段飛ばしで駆け下りる。手すりを上手く使って、スピードに伴う遠心力、重力に助長される膝への負担、そして降りるごとに増えていくゾンビをかわす。身体能力は高いようだ。相方も順調。むしろ彼の方が早いくらいだ。
2階くらいまできたところで、やはり全ては上手くいかないことを知る。廊下の反対側から、明らかにソレとわかるボス女ゾンビが。
視界に一瞬入ったところで凍りついた体を動かす。とりあえず逃げろ、再びダッシュで階段を降りる、降りる、降りるが、1階に着かない。確かさっきは2階くらいにいたはずじゃなかったか?背後から近づく異様な気配に飛ばされるように、延々と駆け下りる。



正門はドアの開け方も分からなくなってしまったほどのゾンビどもで群れている。降りてきた階段すぐ脇の、勝手口らしき扉がある部屋へ滑りこむ。内扉を閉めた瞬間、鉄扉がガゴォン!と音をたてて歪む。ボスが体当たりをしているようだ。
こっちも外へと続く扉へ手をかける。
カギかかっている?
しかもノブにカギがついていない、外からしか掛からないカギがついている扉なんてあるのか?右へ左へノブを回す。
後ろの扉もガチャガチャとノブを引きちぎるような勢いでまわしている。密室に閉じ込められた閉塞感、焦りで思考回路はスパーク。
カギが持つか、鉄が持つか、向こうの力がそれを上回るか。



と、手にしているノブ越しに"カチャリ"という音が聞こえる。外から誰か空けてくれたんだ!それが誰かも確かめられないほどに焦っていた僕らは、勢いあまって外へ出る。扉から数メートル離れた所に円を描くように、刑事・警官らしき人達が銃口をむけて囲んでいる。
誰かが通報していてくれたのか、内扉が壊れて開く音がした瞬間ですら、ちょっとした安堵を覚える。とりあえず囮としての役目は果たせた、ボスはこの警官たちが倒してくれるだろう。


が、警官たちの銃口は僕たちに向けられたままだ。「?」と思いつつ、首だけで後ろを振り向くと、ボスゾンビだと思っていたのはさっきコーヒーを運んできた職員のおばちゃんだ。「???」と思っているうちに、相方が僕の右腕を引き、背中で捻りあげて左のこめかみに銃を突きつけてきた。




真の悪役、黒幕は相方だったらしい。「人質としてこのまま撃たれるのか!?」と目をつぶった瞬間、夢から醒めた。












そして再び眠りについて見た2本目。
コチラは書くのは個人的に無理。