ここ最近、夢見が悪い。
娘(顔と年齢が実際とは少し違う)が、目の前でショットガンで撃たれそうになっていた。ここで自分の心臓の動悸音で目が覚めた。
もう一つは、好きな女の子が僕の親友に告白をしたがうまくいかず、緩やかに人格が破綻していく様をなにもできずにただ見ているだけ、というもの。
登場人物がこれまでの人生に実在した人たちと妙に近く、実はパラレルワールドで起きている本当の事なんです、と言われても反論しようがない。
僕たちは夢をみることで、別の世界線を覗いているのか。だとすれば、向こうの世界の僕はなんて不幸なんだろう。
とは言え、アンハッピーな出来事はこちらの世界にも幾つも転がっている。別の世界の主人公も、ときおりそんなこちらの世界を覗き見て、自分の人生を少し肯定しているのかもしれない。