震災から100日目。
悲しさの記憶が消えないのなら、喜楽の記憶をひとつでも増やせばいい。
30年前は普及していなかったインターネット、これから先の2〜30年後にも存在しているかはわからないが、他に手段も思い浮かばないのでここに言葉を残そう。
ついでに、"数十年間"から連想される事といえば、
「首相が替わって政権交代して良かったな、良くなったな」という思いをしたことがないので、現在揉めてらっしゃるお偉いさん方の言い分は理解不能。
以下駄文。
1.『ケータイ依存症』
携帯電話をどこかに失くしたので、緊急に連絡をとるため公衆電話を探す。
一向に探すもなく、テンパり始める。「そうだ、サイトで検索できるかも」なんてポケットをまさぐるも、携帯はない。
2.『刺身と酒』
「ごめん、時間無かったからスーパーで買って済ませちゃった」と冷蔵庫には刺身の盛り合わせ。
好物を前に、浮かれながら焼酎を注ぐ。
晩酌をしていると、「娘が熱で苦しんでるのに、よくお酒なんて飲めるわね」とメール着信。
炊飯器の中には無論炊かれたご飯は無い。
刺身だけを醤油につけて食べればよかったのだろうか。
3.『ジョーク集からのパクリ』
地球の創造神が、生物に向けてこう言う、「何かひとつだけ願いを叶えてあげよう」
震災、津波、原発問題で甚大なダメージを受けている日本、噴火、火山灰で同様のチリ、アルゼンチン、半球も国も越えて、人間たちは議論する。
その光景は、言語の違いや人種差別を忘れさせてくれる、まさに全人類が一つにまとまろうとしている、美しいものだった。
世界に平和が訪れるのもそう遠くはないのかもしれない。
しかし、人間以外の生物の願いが一致し、多数決により採択されたのは「人類の消滅」だった。
4.『土日高速道路料金1000円の終了』
2009年3月末に始まった上記により、旅行の予算が組みやすくなったものの、
個人的には車にETC装置がついていないし、ほとんどの週末は仕事をしているので恩恵に授かった覚えはない。
高速バス、鉄道、旅客機、運送会社の方々は逆に安堵の息をもらしているだろう。
渋滞も緩和し、事故も減る。
しかし、罹災証明書がネットオークションに出回るなんて、やはり世界は狂っている。