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妄想雑記

2017年の夏について

気候が、いわゆる"昔"と違ってきているように思う。

この場合の"昔"とは自分の数十年という短い期間ながらも、思い出しえる過去だ。

東北地方太平洋側の夏といえば、「気温は全国に比べてさほど高くないが湿度が多い」ように説明される。

"昔"を思い出せば最高気温が27,8℃もあればかなり暑い印象だった。

今年の夏は、東北南部の梅雨入り発表があったにも関わらず降雨量は少なく、連日気温が30℃を超えた。

「しとしとと降り続ける梅雨」はなく、7月後半から降ったり止んだりの"陽性"と区分される梅雨があった。

8月初頭、梅雨明け宣言がだされたものの、この時期では観測史上初となる「36日連続降雨」を記録し、子どもたちの夏休みは終わった。

8月も終わりを迎えようとする頃、晴れて気温が30℃を超える日もあったが、朝や夜に感じる空気の質感は秋の物だった。

梅雨の前に短い夏があり、梅雨明けしたら秋が来た、そんな今年の夏。

花火も海水浴もBBQとも無縁だった。