HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

後ろめたさはむしろメタファー

何十年も前から好きな曲がいくつかある。

たいていは聴き始めたころの匂いや感情がついてくる。

通学時のチャリ、土手に腰おろして見た夕焼け、冬の夜、徹夜明けの夏のテンションの高い朝、絶望した梅雨の暗い空。

 

 

いつの日か、その頃のラブソングやロストソングを耳にして思い浮かぶのは君じゃなくなった。

 

 

これが大人になった、ということなのか。

だとしたら、ほんの少し残っているこの澱のようなのはいったい、なんなのだろう。