HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

と或る寒い冬の朝に


君の温もりから離れる事がツラい。



それでも、僕は行かなくてはならない。



君の温もりを一日中感じていたいけど、



その願いはこの混沌とした社会では叶うことはない。







僕は残酷な人間だから、いつか君を必要としなくなる。



こんなに君を求めている感情も、忘れてしまうだろう。



君も僕を忘れたころ、僕は再び君の温もりを求める。



僕は身勝手で残酷な人間だから。







先の話をしてもしょうがないな。



今夜も君の待つ家へ戻ってくるよ。



君は僕を必要としてくれているだろうか?



もしかしたら誰でもいいのかなんて自虐的な思いも浮かぶ。



君の温もりを僕は必要としている。



どうか暖かく迎えて欲しい。



どうか冷たくしないで欲しい。







と或る寒い冬の朝に。



愛しきフトンに切実な告白を。