HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

Sunny Colors

「午前中の陽射しの色と、
お昼を過ぎた頃の陽射しの色と、
違うのがわかるでしょ?



上手く説明はできないんだけど。」



タンポポの綿毛が雪のように舞っている庭で、



僕は君の言葉を思い出す。





足元のコンクリートに綿毛が着地する。



僕はそっと綿毛をつまんで、
フウッと風にもどした。



もう会うこともないが、
きっとどこかで土に根を張り黄色い花を咲かせることだろう。