HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

セイタカアワダチソウ

小説を読んでいて、タイトルの言葉が出てきた。
セイタカアワダチソウ
この言葉は初めてじゃない。
"匂い"で呼び起こされる記憶に似た、ぼんやりと輪郭だけの記憶。確かに、「セイタカアワダチソウ」というカタカナの羅列を読んだ記憶はある。ただ、これが何の小説か随筆か何かかに出てきたのかは思い出せなかった。
たとえ、思い出せないことで脳細胞の幾つかが死んでしまうとも、これまで生きて読んだ活字を全て辿るわけにはいかない。
ただその言葉の羅列に既視感を覚えただけで、満足してしまったのかもしれないな。