HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

アイスコーヒー

少し前までは毎日のようにコーヒーを飲んでいたが、ここ最近はほとんど飲まなくなった。月に一、二度くらいだ。

恐らく、コンビニのテイクアウトコーヒーが台頭してきたころからかもしれない。店頭に入るなり鼻に香る匂いだけで腹いっぱいになったのだろう。

なんらかの事情で時間をつぶさねばならない時、喫茶店は便利で、コーヒーを飲むのはこんな機会。小一時間ほどならコーヒー一杯を注文し、煙草を吸い、鞄に入っている文庫本で時間が過ぎていく。

身体を冷やすよりは、温めるほうがいいのだろうと秋から春くらいまではホットコーヒーなのだが、この時期の湿度と気温ではさすがにアイスコーヒーを選んでしまう。

ただ、難点がある。時間と共にアイスコーヒーは氷が溶け、薄まる。喫茶店の程度にもよるだろうが、気軽に入りやすいチェーン店などはいくら「美味しい」を謳ってはいても、グラスにジャラジャラと粒の小さい氷を入れ、コーヒーを注いで出す。

これがカランコロンと風情のあるような音ならまだいいのだが、表面積を大きくして早く冷やしたいのだろうか、パソコンのキーボードの一つ一つのような小ささなのだ。

大きくチェーン展開をしている企業なら、アイスコーヒー用の氷そのものをコーヒーで作ってくれる気概が欲しい。

と、思うのは我儘だろうか。

ただ時間つぶしに来ただけのくせにね。