HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

嗚呼、私はまろやかな日々を送りたい


日々の生活に対して、まろやかという表現はいささか変かもしれないが。



例えば平日の閑散とした遊園地に独りで行き、きちんと入園料を払って中へ入る。受付の女性にやや訝しげな顔をされても気にしない。

陽当たりの良いベンチに座り、文庫本のページをたぐる。

ただそれだけのために、遊園地というロケーションを選ぶ。



なんとなくそんな選択の背中を押してくれる春の陽気に、ありがたみを感じながら。