HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

人生は難しい30

僕らは日常の中に、"非日常"を求めて生活している。



例えば、週に一度の休み、



例えば、月に幾度かの外食、



例えば、年に何度かのイベント。



イベントは温泉旅行だったり、



ホテルでのディナーだったり、



スポーツ大会だったり、



爆音に包まれたり、



とにかく普段の生活とは一線を画したちょっとした贅沢。



そんな"非日常"があるからこそ、普段の日常もやり過ごせているようなもんだろう。



特別な事、というのは刺激がある。



退屈しているヤツはよく「"なんかおもしれー事ねーかなー」なんて日常を彷徨いながら"非日常"を道端に探している。



はたから見て波乱万丈な人生を送っているような人は、忙しない日常の中に、安らぎという"非日常"を求めて息を切らしている。















望まれざる"非日常"が、否応ながら日常化しつつあり、早一ヶ月。



今僕らは、そんな"非日常的な日常"を脱し、



もしかしたら退屈かもしれないとさえ感じていた"日常"をただただ望んでいる。




出て行く場所があり、帰る場所が在った。



愛すべき人がいて、守るべきモノが有った。














最近、感情の揺れ幅が大きくなった。



当然の事ながら、心はまだ死んでいなかったに気付かされる。



偶然の再会に感化されたのか、夢を、見てしまった。









平穏な“日常”を、僕らは。