「ちょっと一息」
と、「ブッ壊す」
が同じ“BREAK”なのはどうしてなんだろう。
何かを、「ブッ壊して」きたことが何かあっただろうか。
何かを守りたくて、「ちょっと一息」を自分に言い聞かせてきただけじゃないだろうか。
何かを守りたくなるってのは、いつから生まれた感情なんだろう。
その感情は、“慈愛”なのか“執着”なのか。
答えは全くわからないまま、時間は着々と進み、答えを欲しがる自分が置いてきぼりになる。
終わらせる事はたやすい。
自分や他人の命ですら、そうだ。
でもそれって、“たやすい”とは誰にも教わらずに知っていたはずだろう。
だから、答えは出ないまま、今日という一日は終わっていく。
明日も、多分同じ疑問のうちに生き、答えを探しながら夕焼けを見逃して夜になる。
まずは、食器をさげ、テレビを消し、暖房を止め、灯りを消して、寝るべきベッドまで辿り着く。
それが今の自分に課せられた課題だ。
タイトルを「A HOME」にしようと思ったが、
“アホめ”と読めてしまうので、やめた。