2008-01-26 それは低気圧の中心 白い吐息にももう慣れた。 すれ違うシャンプーかヘアコロンの香り、アスファルトの細かい粉塵。 時計の針は正確なようでいて、いつも間違っている。 サングラスごしに仰ぐ空は、何故か青い。 風を嫌いながら歩いていた。