HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

わびとさび

タバコを吸いにベランダへ出る。網戸にトンボが留まっていた。夜、部屋の明かりに釣られて、留まっていたのだろう。網戸を揺らすと羽音を響かせ、飛んでいくのかと思いきやまたすぐ足場を見つけとまる。この蜻蛉にも睡眠というか休息の時間があるんだな。
じゃあ、せめて明日の日が昇るまでそっとしておこう。そして、また彼は彼の「生」を全うしに飛んでいくんだろう。


などと考えた夏の夜。