HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

月光で踊るワルツ


経度、緯度という規定があり、地球上の細かな地点を特定できる。


「今夜は満月です」という情報は、ある一点を基準としたものにすぎない。



であれば、雲に隠れて月が見えないような夜でも、もしくは月齢が満月を指し示さない地域でも、地球上のどこかからは満月を追い続けることができるのではないか。

もしくは三日月が好きなら三日月を追い続けることもできるだろうし、闇夜が好きなら新月を追い続けることもできるんだろう。


『今夜はあなたの番ですよ』そう公正さを見守る月の番人がいるのかもしれない。