HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

薫香匂臭

色々な食品開発会社があって、ときたま「よくこの商品のゴーサインを上層部がだしたな」と思うような味のモノがある。
個人の好き嫌いで多分に左右されるだろうけど、「これは9割がたのみんながマズいって言うだろ」ってヤツもまれに存在する。



味だけじゃなくて人の好き嫌いに左右されがちなのが”におい”だ。


化粧品、香水、これらは商品によって好きと嫌い(もしくは好みと苦手)の割合は50:50くらいだろう。





そんな中、誰しもが「好き」とか「良いにおい」と言う、高打率をキープしているのは”シャンプー”だと思う。

何十種類の商品が棚に並んでいるかは数えたりはしないが、よほどのモノじゃない限りは、大抵の人にそう思わせる。「前に使ってたのも気に入ってたけど、今使ってるのも良いかおり」といった感想は誰しもが経験していると思う。


もちろん、アンケート調査をして裏付けてみたワケでもないので、確証はない。
もしも同感してくれた人がいたならば嬉しい、ただそれだけである。






”嗅覚“とはかなり脳に直結した感覚だと思う。


どこかで嗅いだ匂い、すれ違った人の香り、記憶や食欲にコンマ何秒かで影響する。











昼飯を決めかねて、ぶらぶら歩いている。


アーケードに入り、「一番最初に漂ってきた香り」で店を選ぼうと決めた。
ラーメンでも、カレーでも、蕎麦つゆの香りでも何でもいい。


なるべく視覚がその邪魔をしないように、前だけをみて進む。


しばらくして、鼻が詰まっていてマスクをしていた自分がショッピングウインドウに映る。