HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

工程を肯定

新人A「…というような計画を立てております」


先輩B「うん、いいんじゃないかな。上にはオレからも報告しておくよ」


新人A「ありがとうございます。また進展ありしだい、随時ご報告します」


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部長C「Aも、だいぶ段取りが掴めてきたようだな。」


先輩B「はい。ですが、宜しいのですか?」


部長C「プロジェクト練り直しの件か...」


先輩B「Aにはまだ伝えておりません。彼は事を急ぎ過ぎる面もありますが…」


部長C「機会をみて、私から伝えるようにしよう。それまでは、君がそれとなく行き過ぎないように見ていてやってくれ」


先輩B「了解致しました」


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次長D「Bも新人教育に慣れてきたようだな」


部長C「はい。私が言うのもなんですが、かなり有望な人材かと」


次長D「うむ、わかった。社長には私からも伝えておく。もちろん、君の事も含めて」


部長C「ありがとうございます。ですが、よろしいので?」


次長D「例の件か。次の会議までには答えを出しておこう」


部長C「はい。宜しくお願い致します」




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次長D「というわけで、新規プロジェクト開発〜新人教育〜部下の管理、と流れは順調です」


社長E「わかった。後は、肝腎なトコだけ、だな」


次長D「はい。工程はバッチリなんですが」


社長E「会長には私から耳に入れておこう」



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このループが、この後会長から議会へ、議会から自治体へ、自治体から国へ、国から国家連合へ、と続く。


何年後かにようやく結論が出る。
その結論は逆の順序をたどってようやくA君のところへ降りてくる。


その頃には残念ながら、A君はプロジェクトに直接関わる役職にはいない。
さらに下の部下へ仕事を振る立場にいる。



なので、AとBの会話に戻る。