メタモルフォーゼ
メタファー
メメタァ!
朝飲んだ薬について考える
頭痛は、血流量が少なくなって起こると聞いた事があるから、
バファリンなんかは血管を拡張してくれているのか、とか
腹痛は、異物・毒素と体内でみなした物を排泄させるための信号だとしたら、
赤玉なんかは異物を異物としてみなさない信号に置き換えてくれているのか、そしたらムリに排泄しなくても良くなるのか
とりあえず腹痛は治まっても、異物は依然体内に逗留したままなのか
次回の排泄時にはどんな形状なのか
この文章を書いているのはジャスト昼時であることには眼をつぶろうとか
この指の動きも
画面上に認識する全ても
スピーカーから聞こえてくる曲も
頭痛も
腹痛も
全部脳から発信された電気信号だとすると
壮大すぎて膨大すぎて宇宙を想うのと一緒の気分になる
情報量が多すぎて
脳内仮想メモリが氾濫し
一部は想像メモリと妄想メモリに移動する
しかしそれは
現実に起こりうる可能性は極めて少なく
メモリはメモリーのまま
居座り続ける
やがて薄れて行った感情も
突拍子もなく顔を出したりする
特に春の嵐の季節には。
思い出される昨夜の過ち
それは何かしらの形を伴い
罰として降りかかる
不安定な精神
定められた罰
不完全な肉体
完全なる腹痛