HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

世界の終わりに独りは嫌だ

↑衝撃的だったマンガ、ドラゴンヘッドのタイトル。

全く脈絡はないが、昔、とは言っても20年くらい前までは子供たちの遊び場は土手の脇にたたずむ土管や茂みの中だった。グレーと茶色に支配された狭い環境が秘密基地だった。虫たちも嫌いじゃなかった。敵だったり仲間だったりした。泥だまりに足を入れるのも、草の上で寝転がるのも汚いとは思わなかった。
そんな遊び方を知っているのに、親になってしまえば汚れるのを嫌い、虫に触れさせることも無く、ただただ自分の目に入るところに閉じ込めてしまう。昔よりも変に物騒になったのか、外で遊ばせるのを怖がり、家の中でTV画面に向かっていることの方が安全だと信じ込む。一緒に身体を動かすことが億劫だったりする。
こうはなっちゃいけないと、分かっているつもりだったが自然とそう流れている自分が嫌いだ。