HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

4年ぶりくらいに靴を買う。なじむまでは硬いが、俺の足にあわせて育ってくれるだろう。

新しいものというのは気持ちがいい。晴れやかな気分になる。

不安もある。この靴で果たして転ばないか、靴擦れができないか。
未来に対しての不安と一緒だ。いつまでこの家に居れるだろう。大きな車がほしい。いつになったら手に入れることができるだろうか。

いろいろ考えていても、考えてるだけじゃ始まらない。千里の道も一歩から。千丈の堤も蟻の一穴から。季節が変わりなく巡るように、聞き始めたアルバムが次の曲に行くように、心臓の鼓動と同じ、時間は絶え間なく動いている。ならば動き出さなくては。道が逸れていようと、分岐点に立っていようと、進まなければいけない。
離れ離れになっても、近くにいるのにさっぱり会わないようになっても、同じく前を向いて歩いている同士なら、ふと横を向いたときに、そこにいるだろう。


「深くかぶったハンチングの下、白い歯を光らせたら合図さ その時はまた、手を組んでハデにやろう」goodbye blue sky/ECHOES