HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

時流

タイトルは日記を書いてから決めよう。

前にも言ったかもしれないけど、マンガが好きです。素晴らしい文化だと思ってます。そんなわけで、最近家にあるマンガを読み返していて。
話の中でお爺さんと子供の会話。「人間と他の動物の違いは何だろう?」
・火を使う
・道具を使う
否。それらは生きるための手段であって、違いではないと。確かに、火を使ったりできるのは人間だけだろうけど、他の動物には人間に無い能力や牙、脚なんかがある。肉体の能力で他の動物に劣っている人間は、火を使ったり道具を使ったりして生きていく。

じゃあなんだ?
それは「時計」
人間だけが、「時計という時間の中で生きている」そうです。なるほどズバリ。もちろんそんな生活をしていない人種や人たちもいるけど、確かに、世界の大多数の人間は自分たちで作った「時計」という時間の中に住んでいる。
朝起きてまず何をする?大概の人は枕元にある時計をみて『まだ7時か』『もう12時?』なんて一日の始まりを経験する。仕事が「9時」からで、昼休憩は「12時」から。今日は歯医者の予約を「16時」にとったから行かなきゃ。「20時」から楽しみな連ドラ見たいし、明日は休みだから「2時」くらいまで起きててもだいじょうぶだろ。
なんて一日。他の動物と"流れている時間"は一秒たりとも違わないけど、自分の行動を「時計」という時間に委ねて生活しているのは人間だけなんだ。




人間はコミュニケーションをとることが、たぶん他の動物に比べて好きなんだと思う。TV、ラジオ、電話、メール、ブログ、WEB…あったこともない人とですら、何かのきっかけを望んでしまう。もちろんオレもそう。そんな中で、何か共通するものが必要だな、と考えたとき、「時計」というものが生まれたんじゃないかと。