いったいいつからだろう
こんなに生きる事に執着するようになったのは
一度は逃げ出したい願望に支配された時が懐かしまれる程
いつからだろうな
こんなにハマってしまっている
何かがあったのか
こんなに惹かれてしまっている
きっかけはなんて
まるで分からない、無いに同じ
春先の雪に似て
降っては積もり
積もっては溶け
溶けては乾いて
やがては消える
そんな日常と感情ばかりな筈なのに
今はもう虜
坂道を転がる雪ダルマの様
終着点の見えない坂を下りながら大きくなり
ついに破裂してしまった感情
また少しずつ押し殺そう