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妄想雑記

現実と非現実

テレビを点ければドラマ、特撮、アニメ、テレビじゃなくても映画、ゲーム、マンガ、小説、詩などなど、今の世界には非現実世界が溢れている。「ノンフィクション」というジャンルがあるくらいだから、つくられしものは大概がフィクションだ。実際にあった出来事を再現していても、誰かの脚色が入ってしまうし、タイムマシンが存在していないのだから、100%ホンモノは出来上がらない。


フィクションを具現化できなかった時代、周りにはもちろん現実世界しか存在していなかったハズだ。科学の進歩とか時代が便利になるにつれて、非現実世界はこぼれた液体のように浸透していく。浸透しすぎて、ゲームとかの世界とホンモノの自分のいる世界とがパラレルじゃなくなっちゃって、奇行にはしる人間がいるのだ。



ただ、こんなに拡がっている世界に慣れすぎて、フィクションの無い環境は退屈すぎる。


そして、フィクションの世界には夢や希望がある。大体にして正義は勝つし、空を飛んだり宇宙に行ったりできる。そしてそれらの中には、フィクションを浸透させた科学の力とかで、現実世界に現実として存在しているものもある。飛行機やヘリで人は空を飛び、八十日間かかった世界一周ももっと短くできる。木星には行けていないが、月には行った。深海探査だってできる。遺伝子からクローンを造ったり、二足歩行のロボットだってもう存在する。

近く、カンタンに意中の女の子と超仲良くなったり、車が空を飛び、かめはめ波だって打てるようになるかもしれない。