東京から戻ってきた次の日の朝、約48時間ぶりに子供と会話をする。前の日の夜に、電話で話しはしたが、それは"通話"であって"会話"ではない。
自分が言葉を発し、それを受けて相手が返す、これを"話"として、直接対面して行うのが"会話"だろうと思う。"会話"と"通話"では同じ内容だったとしても、コミュニケーションの重さが違う。
"話"に対して、自分が一方的に考えを述べているのは"論"。だからこの日記的なものも"論"の内に入るかもしれない。
では、ステージの上でボーカリストがメロディーに乗せて思いを伝える、これはゴンベンの漢字にするとなんだろう。観衆が直接その言葉に受け答えはその場でしないから、"論"だろうか。否、それは"詩"であると思いたい。
