HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

これはトンネルの出口か、はたまた明るい途中地点か

一週間働いて、人との出会いとステキな音楽にふれあい、終電に間に合うように夜の街を歩く。
途中、蕎麦屋から流れてくる鰹だしの匂いとカレーの匂いに後ろ髪を引かれつつ、発車より10分早く座り、読書をする。気になる続きを閉じ、下車。
余韻を鼻唄に乗せ、時折漂う夏の匂いに紛れて食欲がわく。今日はジャガイモが食いたい。フライやマッシュじゃなくて、煮たり茹でたりしたヤツが食いたい。

家に帰ってみれば、鶏肉と合わせて炒めたジャガイモがあった。肉ジャガでも粉吹き芋でもなく、食欲に任せて思い描いたジャガイモだった。





政治とか未来とか逃避とかから発展する、歩きながら浮かぶ堕想の一つ一つを、何だか大切にしてやりたくなる。