HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

サドルライディング

酔いたいから家で、この時間まで独り焼酎。
さっき帰路、自転車で走っていると、前の方を走っていた若いニィちゃん(学生風)が追い抜いて行った。その後、距離が近くなったときに、彼はハンドルを支えにしながら、サドルに両足を乗せていた。よろめいてはいなかったから、彼は酔っ払ってはいなかった。普通の26or27インチのシティサイクル。連れと走っている訳でもない。
酔いもせず、誰かに見せるでもなく彼はスピードをつけてはサドルに立ち、また足を降ろして漕ぎ、また立つ。反対側の車線に移っても同じことをしていた。


彼の姿が見えなくなったあと、動機をいろいろと考えてみたが結論にはいたらなかった。
あいつは何をしたかったのか。
またひとつ、生きている上で疑問が増えた。
しかも、解決されないまま忘れてしまいそうだ。