HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

自己中

時おり、ふと淋しくなる時がある。自分以外の世界が、軸のずれた所で動いているような。
時間や世界の流れが回る水車の動きのようならば、その輪の中にいるはずの自分が、水車の動きを斜め後ろから眺めているような。
まぁ、ただの淋しがり屋なだけなんだろう。
パーマンコピーロボットか、ドラえもんの叩くと分身ができるハンマーの道具が欲しい。
どこのどんな回り方をしている車輪にも、自分を存在させたい。ゆっくり体を寝かせながら、意識だけは場所を問わず参加していたい。できれば何ヶ所に同時にでも。一日が24時間じゃ足りないのではなく、一日に体が1つや2つでは満足いかないのだ。ただし、意識層だけは統一でなくてはバラバラだ。



まず、叶うことのない願望なのだが、そう強く願っているからこそ、より死にたくないと思うようになったんだ。
自分がいない世界での楽しい出来事なんて、死んだ事を悔やむようないじらしさだろう。


ただただ淋しいやり切れない思いだけがつのり、安いテキーラをグッと飲み干す。明日来る二日酔いは、明日対策を立てるとして、今日は一服してもう寝よう。