HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

マカロニ

ここ何日かのタイトルをつなげると、現時点で2007最高ソングof Meの歌詞の後半になる。それはさておき。

4才を目前に、息子の一人称が名前から「オレ」に定着しつつある。保育園に通っているし、毎日先生に何かしら怒られているワンパクさんなので無理もないのだが。周囲からの影響とはいえ、『オレ』という言葉を一人称として捕らえる事ができるようになった成長がうれしい。一人称として捕らえる事ができなければ、彼の脳内では「この人、『オレ』っていう名前なのかな?」としか考えつかないだろう。自然とまわりは「オレ」君ばっかりの世の中になる。れっきとした固有名でまわりから呼ばれているにもかかわらず、一人称と名前の区別がつくようになるというのは面白いことだ。
"ジャック"と名づけられた子がいる。彼は自分の持ち物を指して、「これジャックのだよ〜」などと言い、友達や先生から「ジャック」「ジャック君」と呼ばれている。ここまでは彼の中の一人称は「ジャック」でしかない。が、何らかのタイミングで周囲の人間が一人称として「オレ」を使っている事に疑問を抱く。「オレ」ってなんだ?と。しかし、深く悩まずとも答えは脳内で閃き、ある日自分のイスに座っている友達に向かって「そこはオレの席じゃん!」とつっこむ。それと同時期に、相手を名前で呼んでいた二人称が、「オマエ」になったりするのだろう。

とりあえず、息子が一人称として「オレ」を使うのは良いが、父親に対して「オマエ」なんて使った日には鉄拳を持って制裁しよう。知らない間に母親や先生に向かってそんな二人称を用いていなければいいが。