HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

過程>結果

小さい頃、野球番組で見たかったテレビを見れなかったというのはよくある話。その憤慨を父に、「野球なんて明日新聞見たらどっちが勝ったかすぐわかるじゃん」と言った。それに対し、「途中にどんなドラマがあるかが面白いんだ」と返した父。野球はいまだに興味がないが、そのとき父が言った言葉はただしかったんだな、と思う。
JOJOの敵役、DIOとかディアボロとかは「結果」だけを求める、『過程なんぞどうでもいいのだ』発言が多い。それに対しJOJOチームは「課程」を大事にしている。アバッキオの元同僚は「辿り着こうとする意志」を他の仲間が受け継いでくれてることを諭した。
道を歩いているとき、特に急いでいるわけじゃないんだけど、信号待ちがイヤな瞬間がある。そんなときはちょっと回り道してでも「止まらず、歩き続けて」行ける道を選んだりする。結果、信号待ちをしてから渡っても時間的には同じだったことが多いんだけど。だが、そんな行動を「過程>結果」論に強引に結びつけたりしてみたりする。そんな時、父の言葉を思い出して納得する。

結果だけを数字で求める事が多い世の中で、実はその過程や準備なんかが、勉強になったり楽しかったりするもんだ。