最近心に決めたことがあって、それは本を読んだりした結果の思考の変化の一環なのだけれども。
「美味しく酒を楽しむ」
とうこと。楽しむ、というのにはやはり何通りかあって、「味」「雰囲気」「従属品」それぞれを楽しんだりどれもを楽しんだり。無理矢理飲んだり飲ませたり、そういうのはそろそろ卒業かなと（いつ入学したわけでもないが）。でも「雰囲気」を楽しむのに必要な一場面であるかもしれない。
スコッチは氷を入れて飲んではいけない。禁止、という事ではないけど、そうじゃない飲み方が美味しい。スコットランドの、しかもスコッチを作っている人が言うんだからそうだろう。だってカップラーメンを食べる時だってスープの入れ方やかやく、具の入れ方は食品会社の促しに従うだろ？なら酒の飲み方もそうなんじゃないか、作った人が一番旨いという飲み方を尊重したほうが楽しめるんだ。
というわけで、スコッチはロックで飲まない事にした。ストレートにチェイサーか、トゥワインスアップか。ストレートから半分くらいまで進んだらチェイサーの水を足してトゥワインスアップにする。ちびちびと香りを鼻腔から吸い、舌と喉で楽しむ。今もほら、家で晩酌の酒だけど楽しいんだ。
