HAPPY! I SCREAM

妄想雑記

Winter Again

昨日、雪が降りましたね。テレビやすれ違う人が口々に「初雪」と言っていました。

さて、1月にも2月にも雪は降っていたはずだが。

「初」ではないのでは。それとも、そんなに日本人は"年度制"にいれこんでいるのか?「今年の初雪」ではなくて、「今年度の初雪」が正しい。

と、雪が降ってロマンチシズムにあふれている世間を皮肉るような発言。実は雪が降ると、無性にテンションが上がっているくせに強がっているだけなんです。
嵐で風が強いときとか、うだるように暑い夏の日とか、なぜか落ち着きがなくなって「外に出たい」感情が込み上げてくるわけです。



日本の一年は冬から始まり、冬で終わる。恐らく一番長い季節だろう。その季節の雰囲気が、年の終わりや始まりにひしひしとした言葉では言い表せないような思いを手伝っている。そう、前回に載せたような、「何かやり残したような、柔らかな後悔」に似た感情。なんとなく淋しげな感じ。だからみんな、一人で年を越さず、実家でコタツに温まったり、街へ出て酒を飲んだり、音楽を聞いたり踊ったりするんだ。